[Intro] 刀の中に 眠る一行 古い血より 古い約束 それを流せば 戻れない 俺の名ごと 街へ溶ける [Verse 1] 地下の台座に 刃を置いた 少女が端末を 震えてつなぐ 黒い契約の 彼は隣で 自分の印を 鍵に変えた 「最後のコードは 命を食う」 人工の声が 淡く告げる 誰も止めろと 言わなかった 止めたい顔で 黙っていた [Pre-Chorus] 守るとは 残ることか 消えても渡すことなのか 俺は掌を 刃に当てた クロムが静かに 熱を返す [Chorus] 最後のコード 俺を走れ 血ではなく 名前を運べ 最後のコード 街へ刺され 命令の底に 人を灯せ 最後のコード 消えてもいい 誰かの朝が 戻るのなら 最後のコード 今ここで 俺の孤独を 橋に変えろ [Verse 2] 彼の黒い印が 白く裂ける 痛みに歯を噛み 声を殺す 少女は母の庭から 花を一枚 俺の端末へ そっと入れた 「忘れないで」と 彼女は言う 「忘れるために 行くんじゃない」 その言葉だけが 胸を叩き 将軍の塔より 高く響いた [Pre-Chorus] 勝つとは 生きることか 死んでも渡すことなのか 俺は額を 刃に寄せた クロムが父の声で鳴る [Chorus] 最後のコード 俺を走れ 血ではなく 名前を運べ 最後のコード 街へ刺され 命令の底に 人を灯せ 最後のコード 消えてもいい 誰かの朝が 戻るのなら 最後のコード 今ここで 俺の孤独を 橋に変えろ [Synth Solo] 赤い花びら 光にほどける 刀の回路が 雨を吸い込む 都市の脈へ 細い道が開く 戻れぬ扉が 静かに笑う [Bridge] 俺は英雄じゃない 許された者でもない 逃げた日もある 斬った日もある それでも最後に 渡せるものがある [Build-up] 手をつなげ 息を合わせ 塔の扉が 開くまで 手を離すな 名を呼び合え 俺が消えても 名を呼べ [Final Chorus] 最後のコード 俺を走れ 血ではなく 名前を運べ 最後のコード 街へ刺され 命令の底に 人を灯せ 最後のコード 消えてもいい 誰かの朝が 戻るのなら 最後のコード 今ここで 俺の孤独を 街へ渡せ [Outro] 刀の中で 赤い春が鳴る 端末の海に 道が生まれる 俺は自分の名を 小さく言った それが最後の 鍵になった